報酬の甘い罠

 先日、職質で、銃刀法違反容疑となった本人から、メールで注意喚起が有った。

「ジビエの処理場に出入りする車は、警察に狙われている」というものだ。

詳しい状況は聞いていないが、「処理場に出入りする車は大半がハンターで、ちょいと職質すれば違反の1つや2つは出てくる」 絶好のポイント稼ぎの場なのだろう。

 有害駆除を実施すると、国から7000円の報奨金がでる。 地域によっては自治体からも奨励金と言う形で3~8000円程度支払われる。 さらにジビエとして処理場に持ち込めば3~8000円の買い上げ金が支払われる。

 上手く行けば 25000~以上の報酬を獲得できる。 小遣いとしては結構な収入だ、月に2~3頭仕留めれば、小遣いとしては十分リッチな金額になる。 真剣にやれば生活費くらいにはなる。

 欲が出ると、つい自制心がなくなるのが人間の常、発砲に適さない場所でも無理をする、そして後で取り返しの付かない結果をまねく。 

 慣れとは恐ろしいもので一度の成功体験でも人間の行動は、大胆になるものだ。 そして罠にはまる。

猟師が罠にはまってしまっては洒落にもなるまい。

教習射撃や技能講習の際には、銃刀法・狩猟法・火取法違反が発覚すれば、微罪でも検挙される事を念を入れて指導しているのだが、 有害駆除の従事者は、技能講習が免除されている。

そして、誘惑の甘い罠にハマる。

 では、誰が甘い罠を仕掛けたのか? 

狩猟者にとって世間の感情は、決して良いものでは無い事を肝のに銘じることだ。

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