春が来た。

私たち猟師にとって春は憂鬱な季節でおもある。 何故ならば羆が冬眠からさめ里山から

市街地を徘徊するからである。 連日役所から電話が鳴る「又でました!」役所との決め事があるので取りあえず出動をするが、丸腰である。 例の一件以来猟銃は、持参しない事にした。 何故なら、羆に対処できる猟師をこれ以上減らする訳にはいかないからだ。

 万が一被害者でも出たら、当然その羆は駆除しなけば、次の被害者が出るのは明々白々

そんな事態は、何とか避けねば、体を張ったパトロールは、続く 正直”大変恐ろしい”

警察官は、決して藪には入らない 彼らも 恐ろしいからだ。

 羆が撃ちたくてやっている訳では無い。 毛皮が欲しい訳では無い。 報奨金が欲しい訳でも無い。 有害駆除の従事者証が交付されているから、みんなのために体を張っているだけだ。 

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