残滓の始末
山奥で鹿を捕獲すると、その搬出は大変である。
60~80㎏もある鹿を、山・谷を越えて道路まで引き出すのは至難の業だ。
雪深い厳冬期は、更に大変だ。 何とか里に降ろして持ち帰っても残滓をゴミとして回収してはくれない。 そんな時は、現地解体をして運べるだけ持ち帰るのがせいぜいだ。
現場解体の場合は、地面に穴を掘って残滓を埋設をする様にお上は指導をしているが厳冬期にそんな事は到底現実的とは思えない、現場に重機でもあれば別だが、それが狩猟の現実だ。
たとえ猟師が鹿を取らなくとも、生まれた鹿はやがて死ぬ、死んだ鹿は残滓そのものだ。残滓はやがて自然に帰る。自然界に火葬場も墓地もない、確かに死骸は、見て心地よいものでは無いが、自然はつねにリアルだ。さてどうしたものか?悩ましい。
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