猟師も危うきに近寄らず
我らは、熊とは呼ばす敢えて”ヒグマ”と呼ぶ。
本州の”ツキノワグマ”(アジアクロクマの亜種)とは違うということです。
何がどの様に違うのか? 北方圏に生息する羆は、熊とは比べ物にならないほど大きく雑食性で
場合によっては、食料として人間を襲う事も多々あるからです。
30年余りパートタイマー猟師をしているが、実際に羆に遭遇したのは4回程だが何れも20m前後の至近距離だ、偶発的遭遇が2回 パトロールに出ていて1回 獲物を取られたのが1回 そのほかにも至近距離に居ることを感じる事案は数回ある。
基本的に単独猟をするので、羆との接触は避ける事にしている(此方が逃げる!)
羆は、見かけとは異なり、俊敏で自然を巧みに利用し簡単にはその存在を知らせる事は無い。我らにとっては非常に危険で相手にしたくない存在だ。
羆を相手にするには、それなりの熟練と度胸が必要だという事で、素人が考える”熊さん”とは違うのです。
先日、貧乏くじを引いてしまった。 罠で捕獲した羆に餌と水を与える役回りが回って来た。
誰も立候補する者が居らず止む無く、私が与える事になったが、檻の中とは言え至近距離で、体長2m体重270kの野生の羆に近寄るにはそれなりの覚悟が必要だ、檻を揺さぶり暴れる羆に、低い声で語りかで、落ち着かせつつ餌を与える。 アドレナリンが全身を駆け巡るのを抑えつつ与える。
多分羆も、恐怖の絶頂だろう、直ぐには食べなかった! しかし、体長2m体重270kの羆の迫力は凄かった。
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